新しいことの始め方
起業の仕方
フリーランスという生き方
税金の仕組み etc.学校は教えてくれないです。なぜか?
サラリーマンになって給与天引きで税金を納付してくれたほうが、国の税収が安定するからですねー。おそろしい。 https://t.co/dG373G0LXA— 大河内薫@㈱ArtBiz代表/税理士 (@k_art_u) 2017年10月11日
どうも。大河内薫(@k_art_u)です
本日は、日本が洗脳教育をやめたら良いことづくめじゃん!という話。
記事前半は悲しくて吐き気がするかもしれませんがお付き合いください。
目次
日本の洗脳教育
学校では教えてくれないけれど、生きるうえで重要なことがたくさんあります。
逆に、中学までで学んだことをフル活用すれば、生きていくのに困りません。
受験・就職のための教育
中学の終盤に学んだことを思い出してみてください。それは高校受験のための教育。
高校の全般で学んだことを思い出してみてください。それは大学受験のための教育。
一般的な大学では、3年生の後半から就活戦争です。
あれ、なんか違和感がありませんか?
日本の学校教育の大義
少しでも”良い学校”に入って、優良企業に就職しましょう。
・・・まあ、なんて、オワコンな思考。
でも、まだまだこの思考は蔓延っています。…なぜか?
日本の教育の目的=税収確保
教育の現場で「優良企業に入ろうぜ!」と推奨すると、必然的にサラリーマンが増えます。
それが日本政府の目的です。サラリーマンが増えると税収が安定します。
サラリーマンのあなたは、昨年納めた税金について、税目ごとに金額を即答できますか?
これができたら素晴らしいです。相当タックスリテラシー高し!!
99%の人はざっくりの金額すら答えられないんじゃないかな。
サラリーマンは月々もらう給与からいろいろ天引きされます。
- 健康保険料
- 厚生年金保険料
- 雇用保険料
- 所得税
- 住民税
普通は、最低でもこの5つが天引きされます。意識していなければ訳が分かりませんよね。
というか、この5つを「天引き」の一言でひっくるめて、手取り金額絶対主義。納税の意識は皆無です。
これが、日本政府の狙いなんだな。
タチが悪い洗脳教育
洗脳教育については断固として異議を唱えたいですが、これは本当にタチが悪い。
教えている教師も、まさか自分が洗脳教育に加担しているとは気づいていません。
彼らもまた洗脳されて社会に出て、「義務教育→進学(少しでも良い所に)→就職(少しでも良い所に)」を信じていたり。
よって悪気なく、”それ”を推奨してきます。
サラリーマンが減ると税収が減るのか?
日本で起業を目指すということ
脱サラするときに経営者やフリーランスや既に独立組などからは「おめでとう!」と言われ、その会社に残ってる人やサラリーマンからは「大丈夫?」「辞めない方がいいよ!」と言われるのと似てるね https://t.co/EO72IQoUnh
— 大河内薫@㈱ArtBiz代表/税理士 (@k_art_u) 2017年10月4日
学校では、起業について教えてくれません。
「義務教育→進学→起業」や「義務教育→起業」があるのに、「就職」しか話されないのです。
この刷り込みは洗脳を呼び、上記のツイートのようになります。
あなたが起業や脱サラをしようとすると、まわりの心配してくれる人たちが声をかけてくれます。そりゃあもう、ネガティブな言葉のオンパレード。
「大丈夫なの?」「辞めない方が良いよ!」
これで起業を思いとどまる人もいるでしょう。(悲劇)
僕ら先人は、起業する人たちをこう迎えます。
「おめでとう!!」
サラリーマンと起業と税収
サラリーマンは納税の意識なく納税をしています。
そんなサラリーマンが減ると、税収は減るのか?
答えはNOです(ただし条件付き)
いくらでも打開策はあります。日本は、本気で取り組まないといけない。
教育の現場で税金について教える必要性
いきなりサラリーマンが全員脱サラしたら、税収は絶対減ります。
そりゃあ当たり前。
脱サラした人たちが、今後どうやって税金を納めていくか?そもそも知らない人が多すぎるのです。悪気なく税金を納めない人も、かなりいるでしょう。
だって、教育現場では税金を教えることは皆無だから。
いままで税金を納めている意識がない人が、フリーランスになったり起業したからといって、突然「よし。しっかり納税しよ!」ってなるわけないです。そりゃそうだ。知らないんだから。
でも、これを日本政府はおそれているのでしょう。
起業する人やフリーランスが増えたら、税金を納めてくれないんじゃないか…と。
確定申告が近づくと、芸能人を広告塔に「青色申告しましょう!」というキャンペーンがあります。
あんなもん、ほぼ無意味です。
じゃあ何が必要か?
それは、
税金がどんな仕組みで徴収されているか、日本にとってどれほど重要かを教える教育
これが叶えばそもそも、
- 老若男女および職種問わず、税金への意識が上がります
- サラリーマンでも、自分がどんな税金を納めているか意識します(天引きされても)
- 起業している人は、確定申告をしないことが大犯罪だと当然知っていることになります
- 脱税する人たちは一部の「悪気がある輩ども」になるので、摘発の効率が各段に上がります
という感じになって、税収は絶対に増えますよ。
学校教育に税金を取り入れることは極めて大切なこと。
輝かしい未来を見せることが最高の教育じゃないの?
税金を学校教育で教えるのは、最低限のベース教育です。
まずはそれをしないと、起業する人たちが育たない。
フリーランスや起業家が、税金の仕組みがわからず、悪気なく脱税してしまうことは少なくありません。
だって、第一優先はビジネスで売上をあげることですから。税金の勉強をしてる暇なんてないです。
ですから税金の仕組みくらいは、学校教育で終わらせてほしい。
教育の順番としては、
- 税金の仕組みを徹底的に
- 進学、就職、起業、海外など、あらゆる選択肢を見せる
- 大人になることにワクワクを感じる教育をする
です。(3は抽象的だけどw)
サラリーマンが性に合う人もいます。フリーランスが性に合う人、経営者が性に合う人もいます。
あらゆる選択肢を見せ、その良さを見せ、適材適所に人材を配置(個々自発的に)できれば、活気溢れる日本になると思うんだよなぁー
しかも、みんな税金の重要性をわかっているから、税収も増える。
どうだろ。この理想。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!