先日、弊社のオープンスペースで、
LEGO®SERIOUS PLAYのセミナーが開催されました。
昔から好きだった レゴ。
即断即決で参加です。
目次
LEGO®SERIOUS PLAY(レゴシリアスプレイ)とは
公式ページには下記のように記載があります。
“LEGO®SERIOUS PLAY is a facilitated meeting, communication and problem-solving method, where participants are led through a series of questions, which go deeper and deeper. Each participant builds his or her own three-dimensional LEGO®brick model in response to the facilitator’s questions using specially selected bricks. These 3D models serve as the basis for group discussion, knowledge sharing, problem solving and decision-making. “ By Robert Rasmussen, Principal, chief facilitator and master trainer of the method.
LEGO®SERIOUS PLAYの認定ファシリテーター蓮沼孝さんは
下記のように訳しています。
「LEGO®SERIOUS PLAY とは、専門のファシリテータによる、会議技法、コミュニケーション技法、また問題解決技法です。ブロックを道具としてワークショップ形式で実施するのが特徴です。参加者同士が、自らが創った三次元のモデルを通してのグループ討議、知識の共有、問題解決と意思決定を図ります。伝統的な会議の中ではかなわない、参加者の全員参加を可能にせしめ、合意した結果の実現の為に、各自の行動のコミットメントを得る場となります。」
要するに、
・グループ討議をする
・問題解決と意思決定を図る
この2つをすることが主目的かと思いきや、
体験してみてわかったのは、その過程で、
・声が大きい人の意見が通る
・2割の人しか喋っていない
・なんとなく流される
・言いたいことが言えない
というような、
「グループ討議及び会議特有の悪しき環境を排除しようぜ」
という感じが伝わってきました。
具体的に何をするか
僕が体験したのは下記の通り。
- 3人1組で着席
- 自己紹介
- 右脳をやらかくする体操
- 6個のレゴを使ってアヒルを作成&プレゼン
- 与えられたレゴを全て使って高いタワーを作成&プレゼン
- 与えられたレゴを全て使って世界で初めての発明品を作成
- 6.について、他人の作成したものをプレゼン
- 10個のレゴを使って自分の仕事の大切な部分を表現&プレゼン
- 10個のレゴを使って自分の一番大切なものを表現
- 10個のレゴを使って自分の二番目に大切なものを表現
- 9.10.について、グループの3人で理解して、適切にテーブルに配置
- 8.のうち一部もしくは全部を11.に配置
- 12.で完成したものについてプレゼン
(文字にしてみるとわかりにくい。。。)
特徴としては、
LEGO®SERIOUS PLAYでは、全員に同じ発言権が与えられる。
レゴを制作する時間は平等、発言する機会も平等。
それはとても良いことで、そういう環境を企業として癖づけたいなら、
積極的にこのメソッドを社員教育に取り入れるべきだと思う。
あと、やってて感じたのは、
レゴを作るときに、かなり追い詰められるw
レゴを綺麗に作るのは目的ではないので、
レゴを作る時間はかなり短くて考えている暇はない。
本能のままに、レゴと向き合う。
その結果、僕が作ったアヒルはこれ。
![](https://bafs-style.biz/wp-content/uploads/2017/05/2017-05-17-10.01.10-e1495073683623.jpg)
くちばしがない(苦笑)
その後、どうしてこの色を選んだか、などをプレゼンする。
その時は、グループの方からも質問される。
日頃、会議で発言しない人にとっては、新鮮な経験だろう。
途中、自分で作ったものを、他人にプレゼンしてもらう時があった。
これも結構新鮮。
目の前に見えているレゴの捉え方は、十人十色。
全くなかった発想をもらえる。
あと、自分が想いを込めて作ったレゴを他人がプレゼンするのは、
少し寂しい(この感情は僕だけ・・・?)
レゴと言うツールを使って、
強制的に、でも、面白おかしく気恥ずかしく、
グループのみなさんに対して、自己を表現していく感じですね。
プレゼンにおける無意識を意識した配慮
プレゼンの際に、
作ったレゴだけを見てプレゼンをする
という、ルールがあった。
これは非常に新鮮。
僕は常日頃から登壇する時は、聴衆の方々の顔をみる。
それがセミナーでも社員教育でも、MTGでも。
しかし、
LEGO®SERIOUS PLAY ではそれは許されない。
意味合いとしては下記の通り。
無意識的に自分が影響を受けて、本当に言いたかったことを控えることがある。
それを防ぐために、レゴをみてプレゼンをする。
徹底的に、全員を同じ環境に据えて、
自己を表現させるというLEGO® SERIOUS PLAYのスタンスが伝わってくる!
社員教育への可能性を感じたし、Googleなどが研修に取り入れているのもうなづける。
心のこもった作品たち!
せっかくなので、わたくし大河内の作品の一部をご紹介しましょう!
比較的うまく表現できたものを厳選しております(笑)
やはり、時間が短いのが苦労する。
さっとレゴを選んで、本能のままさっと組み立てる。
思い出すだけでもちょっと焦るくらい。
1.「10個のレゴを使って自分の仕事の大切な部分を表現」
(作成制限時間4分)
![](https://bafs-style.biz/wp-content/uploads/2017/05/2017-05-17-11.37.52-e1495160710362.jpg)
税理士業において、経営者と話しをすることを大切にしている!
→この感じを表現してみました。
色々な配色のブロックを不安定に配置することによって、
そもそも特殊な人種である経営者だが、さらに多種多様であり、
話をしていても、様々な話題にうつっていくイメージを込めております。
![](https://bafs-style.biz/wp-content/uploads/2017/05/2017-05-17-11.37.21-e1495160752550.jpg)
もちろん、こっちが社長w
悪い顔していますw
2.「10個のレゴを使って自分の二番目に大切なものを表現」
(作成制限時間4分)
![](https://bafs-style.biz/wp-content/uploads/2017/05/2017-05-17-11.33.17-e1495161269611.jpg)
クライアントを表現。
ホワイト、グレー、ブラックで、
合法、節税、脱税を表現しております。
ブラックの先にあるホワイトは、法の抜け道。
![](https://bafs-style.biz/wp-content/uploads/2017/05/WS000000.jpg)
クライアント、良い顔していますが、
お金を握りしめていますw
クライアントのお金を、少しでも手元に残せるように援助したいですね。
ちなみに、一番大切なのは家族としました。(写真撮り忘れました)
まとめ
とりあえず、やっぱりレゴって楽しい!
自己表現が苦手な人は、強制的にすることになるから、
それなりの気づきはあると思う。
弊社も規模拡大の際は、導入を検討してもいいかな~~?という感じで、
良いものに出会えたなという印象です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!