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365日、毎朝7時に10分の学びを発信中!
どうも。大河内薫です。
お金の教育を義務教育に入れるべく、日夜奔走しています。
本日は、「貧乏は、お金では解決できない」というテーマで話してみます。
結論:貧乏を解決するのは「お金の教養」
いきなり結論ですが、貧乏を解決するのはお金の教養です。
お金を扱う力。お金はなんたるかを知り、どう扱うかを体得する。そうしないと、どんなにお金を与えたところで貧乏は解決できません。悲劇は繰り返されます。
運転免許を持っていない人は、車に乗ったら高確率で事故ります。事故った人にもう一度車を渡したところで、高確率で再度事故ります。
渡すべきは、運転免許。伝えるべきは運転技術です。どんなに高性能な車を渡したところで意味がないんです。(未来に登場する全自動の車は別だよ)
お金もこれと全く同じ。
お金を渡しても、お金について学んでいない人は本当の意味での扱い方がわかりません。きっと使い果たしてしまい、再度貧乏になる確率が高いです。お金は道具なんだから、まずはその使い方を教えることが重要です。いくらお金を渡したところで、うまく使えません=貧乏は解決できません。
生きていくのに十分なお金、たとえばサラリーマンの生涯年収と言われる3億円を渡したところで、解決はできないと思います。宝くじの高額当選者が軒並み破産している歴史を見れば明らかですよね。
お金は自分のキャパ=知識以上に持つと扱いきれません。道具ですから宝の持ち腐れになります。持ち腐るだけならいいんですが、キャパを超えるとキャパ以上に使ってしまい、人生が狂います。
お金で困らない人生を送るには、お金を手にする前に知識が必要なんです。道具を扱う前に、取扱説明書が必要なんです。
お金の取扱説明書がない日本
毎日使うお金について、教育現場でも社会に出ても一切学ばない日本ってやばくないか?という想いから、僕はお金の教育を義務教育に導入すべく歩み出しました。
とはいえ、日本人が生きていく既定路線どっかには、何か学ぶものはあるだろうと思ってました。でも実際はマジでないです。
最近ではお金の本、YouTube、良質なコンテンツは増えてきましたが、そこに辿り着く人は学ぶ意欲が高い少数派だけです。
この日本では、誰でも手の届くところ、目のつくところに、「お金の取扱説明書」がありません。
お金の扱い方の見本となるのは、身近な人たちです。こどもで言うならば、親がその見本となります。
親子のマネーリテラシー
最後にもう一つ残酷な話と、その解決策を話して終わりにします。
こどものお金の教養=マネーリテラシーは、親が形成すると言っても過言ではありません。だって学ぶ場所はないんだから。親を見本にしてこどもは育ちます。
だからこどもが親のマネーリテラシーを超えることありません。
こどもにはお金の知識をしっかり持ってがんばってほしい!という願いがあるならば、まずは親が勉強をしないといけないんですね。そうしないと、親であるあなたがしたお金の苦労を、こどももなぞることになります。
なかなか厳しい世の中です。諸悪の根源は、日本の教育に「お金」がないからなんですが。
そうは言っても、何を教えていいかわからない・自分のリテラシーに自信がないという親御さんも多いと思います。自分は何も学べなかったわけですから。
そういうときは、
- お金とは交換という特殊能力を持った道具である
- 毎日使うわけだから人生を生き抜く必須の道具である
- 道具であるから扱い方を学ぶ必要がある
- でも日本では自動的に学ぶ場所が目の前に現れることはない
- 自分で学ぶ機会を設けることが必須
- 学ぶ場所はYouTubeや本などがある
ということだけは、最低限伝えてあげましょう。
お金とは学ぶ類のものである。そして学ぶ場所は自分で探さないといけない。これを伝えるだけでも、ものすごく意義があります。
そして、そのときにサッと差し出すお金の学びの最初の半歩となるような本を、僕はいま書いています。老若男女が学べるお金のギャグ漫画です。これで世の中をポジティブに変えたいですね。がんばります。
大河内薫のサイン本屋さんにて、超早期予約受付中
https://ookouchi.thebase.in/
それでは今日も素敵な一日を。
最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!
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